UnityのWebCamTextureはデバイスによって回転された画像が取得されるため、画像認識を行う際、適切に回転させる必要があります。デバイスによって取得できる値をまとめました。使用した環境はUnity5.5です。
パラメータ
実機での取得値
コードとしては、angle=90もしくはangle=270の場合は出力のxy軸を反転、angle=90もしくはangle=180の場合は出力の垂直反転でいけるようです。
パラメータ
パラメータ名 | 内容 |
videoRotationAngle | 右回りの角度 (度) を返します。多角形を回転させるためにその値を使用し、カメラのコンテンツを正しい向きで表示できます。 |
videoVerticallyMirrored | テクスチャ画像が垂直に向きをかえているかどうか。 |
実機での取得値
デバイス | videoRotationAngle | videoVerticallyMirrored |
MacPro2013 | 0 | False |
iPadPro 2018 Landscape Incam | 180 | True |
iPadPro 2018 Landscape Outcam | 0 | True |
iPadPro 2018 Portrait Incam | 90 | True |
iPadPro 2018 Portrait Outcam | 90 | True |
GeminiPDA Landscape Incam | 180 | False |
GeminiPDA Landscape Outcam | - | - |
GalaxyS8 Portrait Incam | 90 | False |
GalaxyS8 Portrait Outcam | 270 | False |
コードとしては、angle=90もしくはangle=270の場合は出力のxy軸を反転、angle=90もしくはangle=180の場合は出力の垂直反転でいけるようです。