2015年11月末の時点で、組み入れ比率の高い銘柄は以下の3つです。

中部日本放送

日本放送と言いながらTBS系です。PBR0.36で財務鉄壁。無借金で現金、不動産、有価証券を大量に保有しています。また、時価総額が176億円でありながら、賃貸不動産の含み益は67億円もあります。放送で稼いだお金を不動産に投資するという鉄壁のビジネスモデルが魅力。名証ということで、東証にあらずんば株にあらずという最近のトレンドに負け、過小評価されていると思います。朝日放送のように東証に鞍替えできれば、PBR1倍までは評価されるのではないでしょうか。名古屋が地盤ということで、リニアもあるので、人口減はゆるやかに推移することが期待できます。

旭化成

杭問題で叩き売られた国際優良銘柄。人工透析で国内トップシェアだったりします。結局、旭化成以外でもデータ流用が見つかり、旭化成の問題ではなく業界全体の問題のわりに、旭化成だけ売り込まれています。現預金は1100億円もあるので、横浜の賠償も特に問題なくこなせるはずです。

マルキョウ

福岡のスーパー。スーパーで自己資本比率81.5%というのは珍しいのではないでしょうか。こちらも無借金で現金、不動産、有価証券を大量に保有していながら、PBRは0.31です。福岡も数少ない人口増加エリアです。内需株で分散しようとすると、人口動向から、東京・横浜・名古屋・福岡に集約する必要がある中、貴重な福岡銘柄です。

その他の組み入れ銘柄

優良立地なのにNAVが0.8を割っていたグローバル・ワン、PBRが0.41と魅力的な愛知電機、都心型立地の再編期待でりそな銀行、ブルーボトルコーヒーによる清澄白河の活性化に期待して丸八倉庫を持っています。横浜銘柄ということで東部ネットワークも追加したいですね。

ウエイトを下げた銘柄

去年の段階では膨大な不動産の含み益から三井倉庫を推していたのですが、積極的すぎるM&Aがどっちに転ぶかわからないので、ウエイトを下げています。また、北陸ガスも国内のエネルギー基地である新潟地盤ということで持っているのですが、PBRが低いながらも供給設備がほとんどなので、新規参入が難しいながら、大きく上がることもないかなと考え、ウエイトを下げています。

優待銘柄

優待銘柄として、ユニバーサル、パルコ、BS11、朝日放送、京阪神ビルディングを保有中。株主総会用にIGポートを持っています。

分散か集中か

今年は、実験的に銘柄数を30程度まで増やしてみました。結果としては、わりと絞り込んで投資した銘柄の方が上昇率はよかったです。なので、集中投資してもよいと思えるぐらいの銘柄を5銘柄ぐらいに分散して持つのがよいのかなと考えています。ミドルリスク・ミドルリターンということで。

世界分散

今後の方向性としては、米国個別株を増やしていきたいです。米国四季報を見ていると、米国企業はグローバル展開前提で経営していて、成長性に魅力があります。米国株のインデックスは円安と合わせてかなり高いところまで行ってしまったので、インデックスを買う勇気はないのですが、個別株ならまだ可能性はあるかなと思います。

総論

今年は9月ぐらいが一番苦しかったですが、9月に買い増せたことで、11月には取り戻した感じです。投資効率を最大化しようとすると、現金を全部投入しがちなのですが、ある程度のバッファーは必要だなと実感した次第です。11月中旬に再度、現金化したので、来年も、ミドルリスク・ミドルリターンで、まったり投資していこうと思います。