従来、Flexで作ったFlashのコンテンツをプロファイルする場合、FlashBuilderを購入する必要がありました。FlashBuilderは統合開発環境なので、プロファイルだけを使うのにはいろいろと面倒でした。

しかし、ついに、Adobeが次世代のプロファイラである、Scoutをリリースしました。これは、vTuneのような単独で動作するプロファイラで、無料でFlashBuilderよりも高度なプロファイルを取ることができます。

Getting started with Adobe Scout

まず、Scoutをダウンロードしてインストールします。後は、Scoutを起動して、ブラウザでFlashを再生すると自動的にプロファイルデータが表示されます。簡単です。

さらに、ActionScriptの関数まで表示させたい場合は、swfファイルにtelemetryのフラグを立てる必要があります。まず、add-opt-in.pyをダウンロードします。次に、コマンドラインで、./add-opt-in.py hoge.swfと実行すると、swfファイルにtelemetryフラグが立ちます。

この状態で、Scoutを実行すると、各関数の負荷がScoutに表示されます。試しに、イラストブックで実行してみると、以下のような感じになります。便利すぎます。

scout

Scout開発の背景としては、今後、Flashはゲーム向けにフォーカスしていくということで、パフォーマンス・チューニングに必要な高機能なプロファイラへの要求が大きかったようです。

Windows8のModernStyleでもFlashが使えるようになりましたし、モバイル端末のパフォーマンスの向上と共に、Flashの開発効率の高さが再評価されるとよいなと思います。HTML5のブラウザ依存が激しすぎるので、ゲームとかはFlashの方が楽です。