本日、イラストブックをオープン化し、APIを公開しました。これにより、イラストブックのバーチャルグラフやイラストを使用したアプリやプラグイン、掲示板のCSSデザインを開発し、イラストブック内で公開できるようになります。同時に、コンテンツを公開するイラストブックマーケットと、開発情報を公開するデベロッパーポータルを開設しました。

プラットフォームの全体像は次のようになります。

api_guide_platform


具体的に、どのようなことができるようになるかは、イラストブックマーケットを参照頂ければと思います。現段階では、エイバース開発の以下の3つのコンテンツを公開しています。

・ブックマークしているイラストを使用したパズルゲーム
・BLOGに貼り付けられる新着投稿ウィジェット
・掲示板のCSSカスタマイズサンプル

当面のキラーアプリは新着投稿ウィジェットかなと考えています。これは、自分の掲示板に投稿されたイラストを、簡単に自分のホームページやBLOGに貼り付けられるものです。表示イラスト数や、イラストのサイズも指定可能です。実際に貼り付けると次のようになります。


これらは全てAPIのみを使用して開発されており、このように、自由にコンテンツを開発し、イラストブックマーケットに公開できるようにすることで、より便利なお絵かきプラットフォームの構築を目指しています。尚、アプリからのイラストの参照の許可は、掲示板単位で設定できるようになっていますので、アプリから参照されたくない場合はイラスト本体へのアクセスをブロックすることができます。

また、デベロッパーポータルでは、各種、技術的な情報を公開しています。具体的には、APIとCSSのリファレンスの参照と、コンテンツの登録とブラウザでのエディットが可能になっています。

api_guide_api


APIとしては、JSON APIとJavaScript APIの2つを公開しており、バーチャルグラフや、掲示板のフィード、ブックマーク情報などを取得可能です。また、クロスドメイン対策として、JSONPによるアクセスも提供しているため、より手軽に自分のWEBページに組み込むことが可能です。

JavaScript APIには、イラストブック関係のAPIだけでなく、ゲーム開発用の描画APIも用意しています。このAPIは、HTML5が使えるブラウザではHTML5のCanvasで、使えないブラウザではFlashCanvasを使うことで、IE/Chrome/iPad/Androidなどのデバイスの差異を吸収します。また、マウスイベントとiPadのタッチイベントも自動的にマッピングするため、1つのコードでマルチプラットフォーム展開が可能です。実際に、サンプルの15パズルは、IEとiPadを含む全てのブラウザで動作しています。

また、イラストブックにデータを保存するAPIも提供しています。このAPIはキーバリューストアになっており、ゲームのセーブデータ用に使うこともできますし、ハイスコアを登録して、アプリの設定にそのハイスコアのキーを設定するだけで、アプリプレイ画面に自動的にランキングを出すこともできます。

アプリの開発は、全てブラウザ上で行うことができます。ブラウザ上では、リッチエディタ(ACE)が利用でき、JSHintによるLintチェックも可能です。

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CSSデザインでは、要望の多かったCSSレベルでのデザインの変更に対応します。CSS構成はCSSリファレンスから参照することができます。作成したデザインは自分だけで使うこともできますし、設定一つで一般に公開して、多くの人に使ってもらうこともできます。これによって、弱かったイラストブックのデザインテンプレートを強化できればいいなと考えています。

ということで、今後とも、より柔軟で、より魅力的なお絵かきプラットフォームを目指して開発を進めていこうと考えていますので、APIともども、ぜひともご利用頂ければ幸いです。